競売の流れと任意売却への移行期限

競売の流れと任意売却への移行期限

競売の流れを追いながら、どんなタイミングまでなら任意売却に移行可能かを説明します。 まず、住宅ローンを1ヶ月滞納すると、金融機関から督促状が送られてきます。 この時点なら問題なく任意売却が可能です。 それからも滞納が続くと、金融機関から呼び出しを受けたり、催告書などが送られてきて、徐々に金融機関の態度も硬いものになってきます。 しかし、この時点ならば任意売却に移行するのも難しくありません。 さらに滞納が続けば、期限の利益の喪失、代位弁済と進んでいき、最終的に競売開始決定通知が送られてきます。 このあたりが現実的なタイムリミットとなります。 競売にかけられようとしている人は金融機関からの連絡を無視していることが少なくありませんが、郵便物の種類によって危険度がだいぶ違いますから、必ず開封して中を見るようにしてください。 なお、競売開始決定通知を無視した場合、本当に競売にかけられてしまいます。 理屈の上では競売の開札の前日までは任意売却に応じてもらえることになっていますが、現実的にはかなり困難です。 任意売却への移行は早め早めが肝心です。


任意売却のメリットについて


任意売却というのは、銀行などの債権者と住宅ローンなどを利用している債務者との了解によって、融資を返済することが難しくなった不動産を売却するために、競売にかけないで売るための手続きです。 債権者である銀行は、所有者の不動産を抵当権に従って差押えを行って、債権を回収するために競売にかけようとします。 しかしながら、いくらで競売において落札されるかということは、競売が開始するまでわかりません。 競売の場合、売却価格は一般的に58割くらい市場の相場価格より安くなるようです。 任意売却については、不動産業者などの仲介を行う業者が債務者と債権者との間に入ります。 そして、不動産の売買価格などについて、債権者、債務者、投資家などのすべての不動産を購入する人にメリットがあるように任意売却の取引を行ないます。 なお、任意売却の場合には、抵当権を抹消すること等が必要になってきますが、抵当権解除や抵当権抹消のための費用は債権者が負担するようになります。 このように任意売却の場合は、競売よりもメリットがあります。